「ふ、服は脱げません……」




よく見ると周りには数台のカメラが置いてあった


さっき言ってた龍司くんの言葉は嘘じゃない…



ここで私を犯すつもりなんだ、




ようやく今の状況を理解した




「脱げません…じゃねぇーんだよ!!

それはどういうことだって聞いてんだよ!!!」



「ひっ!」



今まで笑顔だった男の人は大きな声で怒鳴りつけて来た




「百華。拒否ったらどうなるかわかるな?

今度は写真を大学とお前の両親宛に送るぞ?

そうなったらお前の人生めちゃくちゃになるよな、」




って龍司くんが脅すから





「……ホント意地汚くて小さい男。」




思わずボソッと呟いてしまった