「1000万は稼いでもらわねぇとな」





い、…いっせんまん……!!?



何の話をしてるの…??




サーッとカラダの血の気が引いていくのがわかる


きっと私の顔は真っ青だ。




「あれ?

顔色悪いけど大丈夫??

アンタ俺等の商売に協力してくれるんだろ?

なぁ龍司。」





「…しょう…ばい……??」




何の話をしているのかわからなくて



泣きそうになりながら隣にいる龍司くんを見ると




「はい!そうっすよ!!」




龍司くんは笑顔を浮かべている