─~♪~♪




「んー?なにー??」




気分よくラブホテル街を歩いていると、音楽が聞こえてきた




「携帯鳴ってるよ」




そう言われて




「あーっ!携帯ね(笑)!!」



カバンに手を入れて携帯を探した




「はい!もちもーち♪」



テンション高めに出ると



『白木さん!?俺!大輔!!

何回も電話くれたのに出れなくてごめんね!

ゼミの合宿でずっと勉強してたから携帯の電源切ってたんだ!

ごめんね、ごめん!!』




「………。」




別に大輔くんからの電話なんて待ってないし