「少し前の俺だったら芽依といつ別れてもいいって思ってたし
色んな女と浮気して遊びまくってたいって思ってたよ、
でももうしない。
芽依のことが一番大切で傷つけたくないから」
はー???
なに言ってんの(笑)??
「綺麗事言ってんじゃないわよ、
海斗は私と同じでしょ?
今に浮気するから!」
腕を組んで見下したような笑みを浮かべて海斗を見ると
私の前では見せたことのない優しい表情で
「好きで好きで堪らなくて
自分を犠牲にしてでも守りたい…大切にしたいって思う人が百華にもいつか現れるよ」
そう言って去って行った
なにいまの…海斗と私は同類じゃなかったの??
超ムカつく。
自動販売機の横にあるゴミ箱を蹴飛ばして学食ルームに戻った