【完】彼氏捨てます!Part2




「立てる?歩ける??」



って私の肩を持ってカラダを立たせたけど



「立てない歩けない」




そう言って履いていたヒールを遠くに投げた




そんな私の様子を見て唖然とする大輔くん。




「靴投げちゃダメだよ、」




苦笑いを浮かべながら靴を取って来てくれたけど



「いいじゃん別にいらないし」




私は怒ってるの




「………どうしよっか…どこか休める場所は……」




顔を強張らせながらそう言って辺りを見回し始めたから




「休める場所?ならあそこしかないけど」




ある場所を指差した