自動販売機の置いてある場所まで行き ─プルプルー 龍司くんに折り返しの電話を掛けた 龍司くんは腕と背中にタトゥーが入っていて 詳しい職業は知らないけど、 たぶん借金の取り立てか何かをやっているヤクザ。 半年前にナンパされて知り合って 悪いところに魅力を感じて付き合い出した ─プッ『百華!?テメェ俺の電話無視すんなや!!』 電話に出た瞬間早口でまくし立てられた 「ごめんねー♡ 食堂にいたから出られなかったの 許して??」 甘えるような高い声を出してご機嫌を取った