その後も2人にしかわからない会話をしながら仲良く、楽しく勉強をしているから



私に会話に入る隙なんてなくて…ただ見ていることしか出来なかった



「じゃあ今日はこの辺までにしておこうか」



大輔くんの一言で図書館での勉強はお開きになって



「大輔くん!お腹空いたからご飯食べて帰ろう??」



図書館を出たところで大輔くんの腕に抱きつくと



「そうだね!みんなでご飯食べて帰ろっか!?」



って……みんなって…菜摘もってこと???



今までずーっと2人でイチャコラ勉強してたのを我慢して待ってて…やっと大輔くんを独占出来ると思ったのに…そんなのって…酷い…




「……嫌。大輔くんと2人がいい」




下を向いて小さな声で呟いた