「それはこっちの台詞。 大輔とはずっと前から約束してたんだけど」 って迷惑そうに眉を寄せた 「へぇー…そうだったんだ? 私がいたら邪魔なの?」 首を傾げて大輔くんに聞いたのに 「いやいや、全「勉強の邪魔をしなければ邪魔じゃないけど」 菜摘が大輔くんの言葉を遮って冷たく言い放つと 「こっちは何分待ってたと思ってんのよ」 ギロッと私を睨んで図書館の中へと入って行った。