「そんな照れなくてもいいのよ♡」 なんてニヤニヤしながらママは家に上がってキッチンへと消えて行った 「ママに見られちゃったね♡」 大輔くんを下から見上げると 真っ赤な顔を両手で覆ってしゃがみ込んでしまった 「大輔くん?」 「親御さんの前で…ごめん」 なんて覆っている手の隙間から目をチラッと出して上目遣いで見つめて来るから 胸がキュンとした 「気にしなくていーよ♡」 しゃがみ込んでいる大輔くんに抱き付いた