「どうしたの!?」 慌てて白木さんに駆け寄ると 「っ…グスッ…ヒック…っ」 カラダを震わせて泣いていた 「あの方達のせいみたいなんですけど、」 「え?」 寄り添っていた監視員の人が指さす方向には 「ちげーよ!」 「俺等なにもしてねーし!」 「あの女がいきなり泣き出したんだよ!」 「手なんて出してねーから!!」 悪そうな男たちが警備員に囲まれていた