男の手を払いのけて

頭を抱えてその場にうずくまった



あの時の恐怖が蘇ってきてカタカタとカラダが震え出した



怖い…。




「あれ?タッチNGだった?」



「ちょっとちょっとー!そんな拒否んなくても良くね?」



「俺超傷ついたーー!!」



なんて言って1人の男がまた肩に触れた



その瞬間、背筋に”ゾクッ“と悪寒が走り




「キャーーーーーー!!!!」




叫び声をあげた




また犯される、また汚される、また触られる、また脅される



そんな思いに支配されて完璧に平常心を失った