「傷付けて…ごめん」 真面目で真っ直ぐな人なんだね、 ホントは何にもしてないのに…(笑) 「大輔くん。顔上げて?」 優しい声色で話しかけると 大輔くんはゆっくりと床から頭を上げた 「私は大丈夫だよ? 元はと言うとこんなところに誘った私が悪いんだし」 「いいや!俺が悪いんだ、」 ってまた頭を下げて土下座 必死に笑いを堪えて 「………好きなの。だから大丈夫」 真剣な顔でジッと大輔くんを見つめた