「……大輔くんに会いたい…寂しい……」



自分の部屋のベッドに横になりながらボソッと呟いた



大学行って、パン屋でアルバイトをして1日が終わる毎日。



バイト三昧の日々でお金を使わないからバイト代は貯まる一方……



お金が貯まることは悪いことではないけど…使い道がないのはつまらない



夏休みに入ったら大輔くんといっぱい遊べると思ってたのに連絡ないし…会えないし…、




「はぁ~…」




深いため息を吐いて携帯を開いて電話帳から大輔くんの名前を探した




電話したいな…声が聞きたい……



携帯をぼーっと見つめていると



─~♪~♪




「わわっ!」



着信を知らせる音が鳴り響いて、驚いて携帯を床に落としてしまった