それでも


「着て!?」


って上着を着せてきたから



「…私に…優しくしないで…!!!」


上着を無理矢理脱いで大輔くんに押し返した



「でも、風邪「放っといて!!!」



「私がどんな女か知ってるんでしょ!?」



「どんな女って……」



ぁあ!もう!!



「私はレイプもされたしどんな男とでもヤる尻軽女で汚いの!!お願いだから出て行ってよ!!!」



大輔くんに向かって大声で話すと



「レイプって……本当だったの……?」



心配そうな顔をして問い掛けてきた



「うん!そう!!」



ワザとキレの良い返事をして



「心配しないで!別に落ち込んでないから!!」



溢れ出る涙を必死に堪えて大輔くんを見つめて



「私、大輔くんに言わなくちゃいけないことがあるんだ」



覚悟を決めて口を開いた