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塾のバイトが終わり白木さんに電話を掛けると
─プルプルー…プッ
『……もしもし』
今度は繋がった
「白木さん!?あの、やっぱりちゃんと会って話しがしたいんだけど」
『……私は会いたくない』
数時間前に電話で話した時と同じで白木さんの声は小さくて震えていた
「でも俺…納得出来ないっていうか……白木さん何かあった??」
『べっ別に何もない!!!
私、好きな人が出来たって言ったよね!!?
今もその人と一緒にいるのに何度も電話掛けてきて迷惑なの!!
大輔くんとは終わったの!!
わからない!?私は大輔くんが嫌いなの!!!
二度と電話掛けて来ないでよね!!!!』
そう言うと電話は”プチッ“と切れてしまった

