「何するの!!?やめてよ!?下ろして!!!?」 ドアノブに手を置いて 必死にドアを開けようとしたけど 中から開けられない様になっているらしくビクともしない 「久しぶりに会ったんだからもっと喜べよー」 って言いながら龍司くんは運転席に乗り込み車を急発進させた 「どこ行く気!?」 「その辺。」 「その辺ってどこ!!?」 「あ、ここでいいな」 龍司くんは人気のない地下駐車場へと車を進めた 「ねぇ!ヤダ!!下ろして!!!」 車の中でいくら叫んでも龍司くんは下ろしてはくれなかった