【完】彼氏捨てます!Part2




「じゃあもう1回して♡」



今度は目を開いたまま笑顔で大輔くんに顔を突き出した



「っ…えっと…その。目、つっ瞑って??」




「うん♡瞑るからして?」




目をパッチリ開いたまま迫ると




「はぁ~…もう………」



って大輔くんらしからぬ、ため息を吐いて顔を両手で覆ってしまった




「大輔くん…?」




上目遣いで顔を覗き込むと





「………それ……ズルい」



そう呟いて



顔が近付いて来たかと思ったら



「んっ」




今度ははっきりと唇に柔らかい感触がした