「で?友だちってどういうこと??」
少し歩いたところで隣にいる大輔くんに詰め寄ったけど
「………え?」
莉緒ちゃんと話したことの余韻に浸っているのか大輔くんはまだ顔が赤くて、私の言葉なんて耳に入ってない様子
こっちを見てもくれない
そんな態度に私の苛立ちは右肩上がりに上昇…
「大輔くんっ!!!」
大きな声で名前を呼ぶと
「あ、えっ!ご、ごめん!なに!?」
ビクッとカラダを揺らしてやっと私を見てくれた
何よ…綺麗で色気があってスタイル抜群でナイスバディの女の子が隣にいるのに
莉緒ちゃんと会話しただけでポーッとなるなんてバカじゃないの!!?

