────────────── ────────── ─────── 「どうもありがとうございました!!」 碧くんの手をしっかり握って私たちに頭を下げる女の人 碧くんを無事に母親の元に届けたのは太陽が沈み出した午後4時。 私たちは約4時間も母親を探して東京ドーム5個分はあるであろう遊園地の中をさ迷った 大輔くんは満足そうな笑顔を浮かべているけど 私のイライラは爆発寸前。 ふざけんなバカ大輔 子どものあやし方が上手くて尊敬するなんて言ったけど、前言撤回 尊敬なんてしない!!!