「ねぇ、大輔くん次はお化け「うわーんっ!!!」 ”お化け屋敷に入ろうよ?“ そう言おうとした私の声は、目の前で泣き出した小さな男の子の泣き声で掻き消された。 「えーん…ママーっ!!」 耳を塞ぎたくなるような大声で泣き叫んでいる 迷子?? もーうるさいなぁ… 「大輔くん、行こう?」 大輔くんの腕を引くと 「僕、どうしたの??」 私の腕を払いのけて男の子に話し掛けた