【完】彼氏捨てます!Part2




「ねぇ、大輔くん次はお化け「うわーんっ!!!」



”お化け屋敷に入ろうよ?“


そう言おうとした私の声は、目の前で泣き出した小さな男の子の泣き声で掻き消された。




「えーん…ママーっ!!」




耳を塞ぎたくなるような大声で泣き叫んでいる



迷子??




もーうるさいなぁ…




「大輔くん、行こう?」




大輔くんの腕を引くと




「僕、どうしたの??」




私の腕を払いのけて男の子に話し掛けた