恋人未満の君へ、


周りから、キャーとか
声が聞こえる。
何故今私の事を抱きしめてくれてるのか分からない。
ただ、その擦れた声が頭上から響く


「ごめん、ごめんな。」


現実。
分かってた。
だけど、どこか期待してた。
私の方向かないかな、と。
本当に、サヨナラなんだね。