そうか・・・瞬が結婚か・・・ あらためて思い出した現実は、さっき友里から聞いたときとは少し違う感覚でスッと俺の中に入ってきた。 そして俺は、まだ少しキリキリ痛む体を起して、もう一度フゥーっと深呼吸した。 瞬、少し複雑だけど、祝福するよ。 お前が幸せになるんだったら、隣は俺じゃなくてもいいんだ。 夏休み、会いに行こう。