うん。言ってない。


ハッ


殺気!?


どこから?


私は、周りを見回した。


あ。あいつか!


『ねぇ。さっきから、殺気出してる人止めてくれない?ウザイ』


私がそういったら、皆がびっくりした顔で私を見た。


ん?何?


剛「えっと…その人が大貴なんです」


はい?こいつが?


あり得ない…



剛「えっと…また、倉庫に来てくれませんか?大貴がうるさいので…」

『んー。それが?私には、関係ないでしょう?』

剛「関係あります。だから、来てください」


えー。どうしようっかなー?


なーんーてー!


言うはずないでしょう?


私、そこまでバカじゃないし?


『いやー!絶対に行きたくない!』


私は、今大貴って奴に手を引っ張られてるの…


それは…


さっきの続きなんだけど…


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


剛「お願いです!!」

櫂人「わしからもお願いや!!」

大翔「僕からも!!もう、大貴に怒られるの嫌なの!!」


そういわれても…


嫌だもん…


大翔は、可愛いからついつい頷きそうになったけど…


嫌だもん!