「菜々~?来たぞー!」


ふっ。やっぱり。


桐原組の組長の顔がどんどん青くなっていく。


おもしろい(笑)


「わ、私の…く、組員は!?」


クスッ


きょどってるし(笑)


笑えるー!(笑)


「あ”?組員だと?私の組員になったよ。そいつらはな…西原組のな((にやっ」


そう。来たのは、私の父さんだったの。


あと、“元”桐原組の組員。


「菜々さん!!大丈夫ですか!?」


元桐原組の組員が聞いてきた。


いや…。大丈夫なんだけど…


『ま、まぁ…』

「そうですか。よかったです((ニコッ」

『は、はぁ…』

組長「おい!!何をしている!!西原組を潰せ!!」


まだ、この状況を見てわからないの…?


呆れる…


そしたら、ドアの方から仁が来た。


組長「仁!!こいつらを殺せ!!」

「うるさいな…」

組長「は?」

「うるせぇってるんだよ!!一々命令するな!!俺は、西原組の執事だ!!ここの奴等、全員がな!!お前の味方なんて、居ねぇんだよ!!」


わぁおー!


仁が怒鳴った…!?


初めて…


私の前では、いつも怒らないからね…


ちょっとびっくりしたよ…