さてと。私も動くか。


ふふっ。楽しみ♪


『ぼそっ))とうさん、実は…………』

「ぼそっ))わかった。行ってこい。誰か連れていけ」


誰か…?


うーん。どうしよう…


いつも、仁が来るからね…


どうしようか…


『ぼそっ))天兄、頼、錬を連れて行きます』

「ぼそっ))わかった。早速、行動しろ」

『はい』


私は、気配を消して玄関から移動した。


あ。錬って誰か知らないよね?


錬は、天兄の親友。


族には、入ってないけど…


強い。


鬼神と呼ばれている。


まぁ。一匹狼って感じ。


だから、頼りになる。


私は、天兄達がいる部屋まで急いだ。


時間がないから。


ガラッ


私は、天兄達の部屋を見てびっくりした。


何これ…?


天兄「おー!菜々ー!!」

『うるさい。今、何してるの?』

天兄「えー?遊んでる?」


ーーブチッ


『ああ”?遊んでるだと?こっちが大変なのによ…バカにしてんのか?』

天兄「ええ!?何が大変なんだ!?」


はぁ…呆れる…


『とにかく、今からついてきて」

天兄「何でだ?」

『いいから。ついてこい』

頼兄「へーい…」

『あ。あと、錬も呼んで』

頼兄「わかった」


ふぅ。よし。行こう。