そして…


午後7時…


ボキボキ


私は、指を鳴らした。


やる気が出てきた。


よし。頑張るぞ。


あれ?仁は?


いない…


私は、父さんに聞きにいった。


『父さん。仁は?』

「ん?いないか?さっきまで、いたけど?」

『いない…』

「桐原組にいったんじゃないのか?」


そうかもしれない。


でも…


なんか、嫌な予感がする…


仁の行動が意味わからない。


バンッ


え…?何の音?


私達は、玄関に行った。


そこには、仁を率いる桐原組がいた。


『父さん!!桐原組がいるよ!?なんで!?』

「…わからない…とにかく、てめぇら殺れ!」

組員「「「へい!!」」」


ーーバキッ

ーーボキッ

ーーグチャ

ーーダンッ


音がすごいっ。


今のところ、私の組が勝ってる。


でも、なんか可笑しい…


桐原組は、意外と強いと聞いた。


なのに、少ないし…


弱い。


なぜ…?


私は、仁を見た。


何故か、自分が負けてるのに笑ってる。


可笑しすぎる。


ハッ


わかった。彼らの目的が((ニヤッ


私の考えがあってるなら、彼らは…