1本の向日葵を君に…


「拓…にい〜」



鼻水が出ていながらも拓にいに飛び付いた。



「なんで泣くんだよ〜」



そう言いながらヨシヨシと頭を撫でてくれる拓にいはやっぱり優しい。


「だって嬉しいんだもん」



「嬉しいなら泣くなよ。やっぱり泣き虫でお馬鹿ちゃんなんだなー」



「ひどい…」



「まぁ、そんな向日葵が好きな俺も重症だけどな」



「なんか言った?」



「内緒ー」



「なに?教えてよ馬鹿拓にい」



「俺はお前より馬鹿じゃねえよ」



「あぁ〜そうですか。私はばかですよーだ」



そう言って布団を被って隠れた。



「拗ねんなって」



「うーるーさーいー」