1本の向日葵を君に…


熱上がってきたかも…



私のなんかのために時間潰されたくないはずだから、ナースコールなんて押せない…



耐えよう。



「ハァ…ハァ…ゲホッゲホッゴホッ」



「苦しい…」


ガラガラ



段々と意識が薄れてく中で拓にいの「向日葵」と呼ぶ声が居心地よく聞こえた…



そのまま白い霧が向日葵を包んだ…