感想ノート

  • …………はっ?!


    い、一体、ナニを書いているのだ俺は!?

    スマイリー 2009/03/14 11:13

  • ぷっ←ウケた

    紅 憐 2009/03/14 11:11


  • 『ドイツ!ドイツ!ドイツドイツ!ジャーマン!』
    音楽室に、男たちの雄々しき歌声が響き渡る。

    サムソンは、ヴァイオリンを弾きながら横目でイダテンの方を見た。
    ヨーフォニウムを持つ彼の腕の上腕二頭筋は山のように逞しく膨れ上がり、その姿勢を固定する広背筋ははちきれんばかりに緊張していた。

    (あぁ…………兄貴……。)

    その、全身の筋肉が織り成す均整美のシンフォニーに、サムソンは時を忘れて見惚れていた。

    「ちょっとサムソン!何やってるの!」

    ベンテンの指揮卓を叩く音で我に返るサムソン。

    それを見て、フルートを持つアドンが笑っていた。



    「そろそろお昼にしましょ。服の材料が届いてるから、午後からは衣装作りの方ね。」

    ベンテンの声で、皆がばらばらと散っていく。

    「アドン!サムソン!アンタたち、服の生地を家庭科室へ運んどいてくんない?」

    そう言って、ベンテンは部屋の隅にうずたかく積み上げられた「銅アンモニア・レーヨン」と書かれたダンボールの山を指差す。




    ダンボールを運んでいる時、どうしても気になるものがあった。

    イダテンが吹いた、ヨーフォニウム。そのマウスピースは、彼の唾液で濡れていた。

    ……それはきっと、どんな上質なプロテインよりも甘美なアミノ酸の味がするに違いなかった。

    (……漫々的……漫々的……!)

    落ち着け、と自分に言い聞かせるが、もはや我慢の限界だった。

    (………いざっ!)

    覚悟を決め、音楽室に辿り着いた時………サムソンは、信じられない光景を目にした。

    「兄貴っ………兄貴ぃっ……!」

    アドンが、自らの股間をイダテンのヨーフォニウムに擦り付け、恍惚とした表情を浮かべている。

    ……サムソンの闘いは、呆気なく終わったのだった。

    スマイリー 2009/03/14 11:08

  • くす←笑った

    紅 憐 2009/03/14 02:32


  • 「♪♪~♪♪♪~」
    ヨーフォニウムの演奏をバックに、六人の男達が構える。
    一瞬曲が途絶えた直後、猛然と走り出す。
    アイロンを持って。
    銅アンモニアレーヨンの生地を載せた台にアイロンを走らせ、一目散に次の台へ向かう。
    傍目にはバカバカしく映るかもしれないが、彼等は大真面目だ。
    なぜそこまでしてアイロンをかけるのか。
    特に理由などない。
    ただ、導かれるように走る。
    そして、瞬きの隙を縫うごとくアイロンが空を裂く。
    主催が用意したシャツには「慢々的」の文字が映える。
    慌てるな、と言いたいらしい。
    台を倒してしまえば失格になる。
    日本語なら、急がば回れというところか。
    だが、男達は足を緩めはしない。
    焦りが失敗を招くことなど分かっている。
    それでも、逸る心を押さえられないのだ。
    横一線だった男達の中から一人が飛び出し、後続を引き離しにかかる。
    しかし、最後の台に向かうところでバランスを崩す。
    台を巻き込み、激しく転倒する。
    脇を駆け抜ける男達。
    歓喜の声をあげる勝者を苦々しい顔で見上げるその背中に、「慢々的」の文字が皮肉げに浮かぶ。

    疾風雷神 2009/03/14 01:00

  • ゆかりん〉

    キャッツアイで来たか。

    でも、このごろ百合ネタ多いぞ。マリ見てとかストパニとか。

    やっとこさ200きましたですよ。執筆開始から2年近くたってんだよな…

    疾風雷神 2009/03/13 22:56

  • さて、姉妹←実行してるし(^_^;)

    って。
    疾風さんっ!超兄貴って!
    つか、誘ってる方を女性教師で、頑張ってる方をブラバンの部長君とか。

    あとどんなシチュエーションなら萌えるかな?

    そう言えば疾風さんちの闇珠ちゃんが成長期を迎えながら200Pになってましたね。おめでとうございます←ここで言う?(笑)

    森ゆかり 2009/03/13 22:36

  • ▲「ねぇ泪?」

    瞳は愛人と公言してはばからない愛器ヨーフォニウムを抱え込み、愛おしそうに撫でながら私の名を呼ぶ。ユーフォニウムの呼び名の方がまだ一般的なのに、瞳は最初に師事した師匠が使っていた呼び名を未だに使っている。

    「ん、聞いてる。」

    その金管楽器を撫でる瞳の白い指の動きに目を奪われながら、私は言葉を返す。
    「次の公演はね、やっぱり高貴なイメージでいきたいから衣装を派手にしたいの。人絹、んっとキュプラだっけ?それ使いたいのよね。」

    私の視線が自分に注がれているのは百も承知のクセに、そんな素振りはちっとも見せないでそんな言葉を吐く。

    「キュプラ?あぁ、銅アンモニアレーヨンの1種よね?縫製が大変よ?」

    マウスピースの上を意味ありげな表情をした細い指がつうっと滑る。
    その仕草に私の中から衝動にも似た何かがこぽりと沸き上がりそうになるのを、理性と言う名の閉じ蓋で必死に回避して。

    「………慢々的(マンマンデー)。」

    ゆっくり待っていて、という意味の古い言葉を自身に向かって囁いて、その衝動を押さえつけてみる。
    それでもジリジリと理性の糸が灼かれていく音が聞こえて来そうだというのに。
    「んん?何の呪文のつもり?」

    訊ねながら蠱惑的な緋い唇をペロリと舐めるのは、私を挑発する為のもの。

    「ま、別にいいけど?でも、泪なら縫製が大変でも大丈夫よね?この身を飾るきらびやかな衣裳を1週間で。誰よりも目立ってなきゃヤダからね?」

    にこやかにそんな無理難題を吹っ掛けてくるこの笑顔の天使に、私が無理だと断る事なんてありえないって知っているくせに、この子はこんな風に私を追い詰めて捕まえてしまう。

    「私がこれを愛人って呼んでいる意味を考えた事あるわけ?わざわざ恋人じゃなくって、愛人って呼んでいるのよ?」

    その意味をようく知っているからこそ、私は貴女に向かいそうなこの激情を必死に止めてるってのに!

    「姉さん?私の恋人の座を譲りたくないんなら。わかってるよね?」

    艶やかにそう言って笑う瞳に。
    私はゴクリと喉を鳴らしながら、ただ頷くしか出来なかった。

    森ゆかり 2009/03/13 22:30

  • ゆかりん〉

    姉妹版もいいが、超兄貴版も(まて)

    疾風雷神 2009/03/13 21:34

  • 何故、止めないですか?(笑)

    調子こいてしまったので後で、持ってきます。


    ぐれさん、お大事にですよ。
    抗生物質で、痛みが去れば楽になるのですけどね。
    …水分だけでも切らさないように、あと、湿気を。
    つ←なにか違う。

    静養なさってくださいね。

    さて。



    いたずらを。←まて

    森ゆかり 2009/03/13 20:48

感想ノートに書き込むためには
会員登録及びログインが必要です。

pagetop