感想ノート

  • ぐれさん作品へ。

    ラブコメですね。唇を使ったラブ加減が上手いです。程よい。リズムもいいですよね。『ガ』が効いてる。

    しかし、中笑くらいですね。あくまであたしの好き嫌いですが。ボケは十分、ツッコミでも笑わせてほしかったです。

    好きな人に重いっきりツッコむのは難しいですが、しかもしぃちゃんの無鉄砲加減では。相手を好きでツッコめないのなら、そこを掘り下げてほしかったです。ツッコミって『あ〜ほんとだ!ぎゃはは』と思わせてほしいんですよね。

    そうすればオチの冷静さがより引き立つと思います。

    貪欲に言ってみましたが、ぐれさんの恋愛のセンスは好きです。コメディになった時の勢いも。

    藤乃 2009/05/10 09:01

  • 店主さま〉

    表の看板が、無記入のままになっておじゃるよ。

    疾風雷神 2009/05/10 02:09

  • ぐれさん、ありがとうございます。

    やっぱりバレました?あたしも生き写しなんじゃ…と、思って慌てて左利きを加えてしまったのでした。

    鏡写しっていうテーマを見た時、鏡に写したような、と捉えてしまったんです。

    鏡で写した、が正しいかもしれません。それこそ、鏡を直接使った方がよかったかもしれませんね。鏡写しという単語があたしの辞書になかったの(ノ_・、)

    うんうん、本当ですね。前回でアイテム(お題)の使い方をマスターしたと思っていたのに、改めて出してみると弱いですね。使いきれていない。うーん、練り直そう。

    ハードボイルドに洗濯ばさみ……ダメだ笑ってしまう。←こらっ

    ハードボイルドになってたんでしょうか?藤乃イメージは酒(バーボン)も入れたかったんですが。そう言ってもらえると嬉しいです。

    「惜しい」と言われれば「悔しい」ですね。

    ぐれさん作品へのコメントはまた明日させてもらいます。

    藤乃 2009/05/10 01:04

  • まさかの藤乃ボイルド。

    ソフトボイルドかな(´・ω・)

    ねもやんさん、設定は面白いと思いますよ。最初はシュールにいくのかと思いましたが、もう少しテンポをあげて、勢いつけてほしいです。また、台詞が生かされていないかなぁと思います。どちらかと言うとラブ寄りですね、コメが弱いのです。最初の説明を丸まる台詞にしちゃうとか?いや、くどいか。

    笑いは台詞も地の文もそれこそ設定も巻き込んでほしいあたしです。笑いには欲張りですから。ラブにもですが。

    藤乃 2009/05/10 00:40

  • 藤乃さん
    うぅぅっむ、第一声の感想は、「惜しい」です。
    洗濯ばさみというキーをもうちょっとシンプルに、もしくはひねって使ってほしかったです。あくまで『洗濯ばさみほどの大きさのクリップ』じゃ、洗濯ばさみそのものは関係ないですし、『掌に収まる大きさのクリップ』とも、なんとも言い替えられてしまえるのが、惜しい。
    その名刺が、そこで、そう使われたことに意味がある!っていう、キーの活かし方があればグッドです。

    それから、鏡写し。
    これ、辞書引いた言葉じゃあないので真正確な意味なんてないでしょうけど……

    ちょっと振り返っても、鏡写しっていうより、『生き写し』の違いでは?とか。
    右利きらしい父親と、左利きの息子、っていう点では、ある意味、『同じ姿でありながら左右逆』という鏡を思い返せます。けれど、あとちょっと、すとんと来ない。すと、ん。って感じで、微妙に、引っ掛かった感じ。

    あと少し、ところどころ、たとえば人物の雰囲気に温と冷の対比や、声の高低差なんか、同じものと反対のもの、みたいな要素をチラリズム(?)的に表せられればっと思います。

    ストーリーはカッコよかった!渋い!ハードボイルドだわ(紅 憐イメージ)。

    なので「惜しい」です。

    紅 憐 2009/05/10 00:32

  • ●暗闇の中を照らす一本のハイウェイ。男は軽快に車を走らせていた。

    隣に座った女は男よりも一回り歳をとっている。それを感じさせない艶やかな金色の髪と、体のラインを強調させたスーツに身をつつみ、脚を組み直しては白い肌を覗かせていた。

    まじまじと男の横顔を見て呟く。

    「あなたもしかして……」

    男は女の声に耳を傾けながらも、表情を変えることなく、片手ではハンドルを握り、空いた手で器用にくわえた煙草に火をつけた。

    「どうした」

    「いいえ、何でもないわ」

    女は何かを考えているようだった。白い煙を吐き出すと、一人の中年が男の脳裏に浮かぶ。かつては師と煽り、今はただの標的に成り下がったあの男だ。

    普段感じることのない額の汗をごまかすように、窓を開けると、夜風と共に不快な乾いた銃声が響きわたる。

    快適なドライブを邪魔するその音に軽く舌打ちをしたのと、アクセルを強く踏んだのは同時だった。

    「持っていろ」

    女にハンドルを託すと、男は開けられた窓から身を乗り出し、後方の車から放たれる銃弾を諸ともせず胸から銃を出し、一発だけ放つと、何事もなかったかのようにまた、ハンドルを握る。

    「やっぱりあなた似ているわ……でも左利きなのね?」

    煙草を灰皿に押し付けると、その手で女の前にあるダッシュボードを指差した。

    女は素直に手をかけ中の物を取り出しすと、言葉を失う。

    洗濯ばさみほどの大きなクリップに挟まれた数枚の写真には、かつて愛した、先程から隣の男を見て感じていた存在があの頃のまま、そこにあったのだ。

    「俺の親父だ」

    外のライトは右手に銃を構えた男の写真と、また煙草に火をつけた男を照らしていた。

    藤乃 2009/05/10 00:14

  • うん……
    1000文字の場合、作家にとって一文字までが宝ですね。
    かなり削った。かぁなぁり削った。

    というわけで追記です。
    ●をつけるのが文学喫茶の投稿ルールですが、そのマークだけ、それだけは分割を認めます!

    紅 憐 2009/05/09 23:15

  • 紅 憐 2009/05/09 23:11

  • 彼女はとても甘えた表情でまず、唇を指差した。

    「ねぇケンくん、私の唇、よぉく見てて?」

    「え、な、なんで?」

    「いいからっ、ねっ?」

    『いい』の発音から『から』と上下に開く唇の動きがぷるんっ、として、僕は言われるまでもなくそこを――

    「ガガガガガッ」

    「んなっ、なっ、えっ、なに!?」

    「ガガガガガッ」

    いきなりの奇声。しかも、唇の動きなんかありゃしない、ガの連続。

    さっきのデモンストレーションはなんだってんだ!

    「もうっ、なにをたじろいでるのケンくん?」

    「なにをって、いや、しぃちゃんこそなに、その変なの」

    「変なのじゃないよ! ケンくんにはあたしの、迫真の物真似がわかんないの!?」

    「わかんないよ!?」

    「むぅー、ケンくんあたしの彼氏なのに、なんでっ?」

    しぃちゃん、僕ぁ日本語しかわかんないのさ。

    彼女は腰に手をやり、ぷりぷり唇をとんがらせた。キュートなおちょぼ口。

    「むぅー、今のはぁ、電動鉛筆削りの物真似に決まってるのにぃ」

    決まってるのにって……『ガガガガガッ』で?

    「よし」

    しぃちゃんは、ぴっこんと人差し指を立てた。

    「ケンくん、リピートアフタミィ~」

    「はい?」

    「ガガガガガッ」

    「ええっ!?」

    言えと! 僕も電動鉛筆削りをなせと!?

    「はいケンくん、ガガガガガッ」

    「が、ががが……」

    「ちっがうもん、もっと無鉄砲に! ガガガガガッ」

    「が! がが! が!?」

    「迷いは要らないの! 飛び込んできて! はいガガガガガぁッ!」

    「ガガガガガぁッ!?」

    「もっとあたしにぶつけてっ!? ガガガガガ――ッ!!」

    「ガガガガガぁぉあッ!!」

    「あはっ♪」

    と、肩で息をするまでになって、鬼コーチの頭上に花が咲いた。

    「さっすがケンくん♪ 今の、ガガガガガッて来ちゃった!」

    「それは、ども……」

    苦笑しながら席につく。すっかり夕暮れの生徒会室。

    「じゃ、熱意が伝わったとこで、電動鉛筆削り、買おう?」

    と、ことさら笑顔の彼女に、

    「予算ないのでダメです」

    「むぅー」

    生徒会の会計として、答えたのだった。

    紅 憐 2009/05/09 23:10

  • うん、ありがとねもさん……
    とりあえず明日事務所に連絡を……←劇団の身分証だから




    というか私は、むしろねもさんはまずハードボイルドでこの『ジャンル』『テーマ』『キーアイテム』の1000文字三題話改に挑むかと思ってましたが。

    それとも、ハードボイルドではなおあれこれまとまらない気がしましたか?(好きなジャンルだけに、こだわりとかで)

    紅 憐 2009/05/09 22:11

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