-Gulen-

村山由佳 著 おいしいコーヒーのいれ方

私のバイブル的な本が、村山由佳　著　おいしいコーヒーのいれ方です。

高校生・和泉勝利（ｶﾂﾄｼ）は、父親の出張を機にいとこの花村家へ居候することになります。

そうして……姉の花村かれんとは面識があった勝利は、数年ぶりに出会った彼女に、ほぼ一目惚れしてしまいます。

私がこの本を好きなのは、主人公・勝利の恋心が、これでもかぁっ!!と言わんばかりに、純と書いてあるところです。

「あんたに人の恋路邪魔する権利があるのか!?」ってのは名言だと思います。ここまで言いきって、でも言い過ぎじゃないって思える作品は、ほかにないです。

人を好きになる……その心をこんなに、こんなにも伝えてくれる作品を読んだことがなかった私は……まさに惚れ込んでしまいました。

おいコー（←略称）は、新書判と文庫版が出てます。

どちらも買ってます(笑)それもまとめ買いです(笑笑))それくらい惚れちゃってるんです♪（←文庫版と新書判の微妙な訂正部分までわかる(笑)）

心を表現する……それは、私が小説を書く上でテーマのひとつにしてることです。

だから村山由佳先生は、私にとって心の師匠のひとりなのです。