クズレタ果実【完】

眉間にシワを寄せながら、ベットに腰を下ろした。



「そんなキレないでよ。悪気はないしさ…」



「あったら殴ってるだろうな」



何て物騒な教師。

ソファーに座り、冴嶌に背を向ける。

この気まずい雰囲気では、会話も何もない。

テレビから流れるアナウンサーの声がやけに大きく感じる。

すると冴嶌が、隣に移って来た。

冴嶌に触れる右腕が、熱い…。