クズレタ果実【完】

…強盗は、ないよね?

私は侵入されたらフロントに繋けようと、受話器に手を添えた。

ーーバン…ッ



「は…?お前…何だよ…っ」



「さ、冴嶌ッ!?」



部屋に入って来たのは、まさかの冴嶌だった。

本当に来たよ、この男。



「――った!;;」



強盗ではなかった事に安心したのもつかぬま、私は床に小指を着けてしまった。

尻餅を着き、足を掴む。

さっきより腫れてるし、何なの。