クズレタ果実【完】

買い物はいつも、冴嶌が適当にして来てくれる。

無計画で買って来る為、材料を見て献立を決める。

でも、お陰でレシピがかなり増えた。



「ただいま」



「おかえり。早かったね」



「いつも通りだけど」



「えっ!?」



時計を見ると、18時になって居た。

料理に時間を掛け過ぎた。



「ごめん、もうすぐだから!」



「着替えて来る」



どれだけ唐揚げに夢中になってたのか。

手の込んだ料理でもないのに。