膝を抱えながら、リモコンで操作が可能な照明で遊ぶ。

青、赤、黄、緑。

変える度に出そうな声を堪えながら、飽きずに変えてると、ドンッとドアに何かぶつかった音がした。

覗き穴から見ても何も見えない。

ドアを開け、こそっと外を見れば廊下ですぐに盛ってしまってるカップル。



「ゲッ…;;」



しかし、それが倫子の援交相手の1人だと気付いて、ドアを閉める。

倫子に断られても、次が居るなんて、男も男だよ。