クズレタ果実【完】

嘘でも“友達”と言うものを作れば良いのに。

去年は決して、倫子は作らなかった。

1組の教室に入ると、私みたいな派手な人間と、普通と呼べるグループが半々だった。

席はちょうど派手グループが多く、私は作り笑いで、「よろしくね」と、回りの女子に声を掛けた。



「嘘っ?!苺華ちゃんと同じクラスだよ!あ…苺華ちゃんで良かった?」



「苺華で良いよ!みんなも、ちゃん付けいらないから!」



今日だけで、クラスの半数はクリア、と。