******** 「実音、着いたぞ。」 「んー…….」 杉崎君の声で目を覚ます。 「杉崎君、ありがと。」 私はお礼を言いながら杉崎君の背中から下りる。 「ぐっすり寝てたな。」 「えへへ、爆睡しちゃった……」 杉崎君の背中が心地よくて爆睡したとは言えないけどね。 「んじゃ、中入ろうぜ。」 「うん!!」 私は鞄から鍵を出して、家の扉を開けた。 すると、中からお母さんが出てきた。 「あら、おかえりなさい。洸君、いらっしゃい。」 「お邪魔します!!」 そして、私と杉崎君はリビングへ。