社長!好きです!


「マリッジブルーとかそんな問題じゃなくて・・・」

式場はどこよ?


「ナゴミ、シンパイシナイノ。」

私のウエディングドレスの裾を持って後から着いて来たメアリー。


階段を下りかけた私の数歩後を下りてくるメアリー。


ギシッ、ギシギシ・・


階段

いつも以上にきしんでる。。。


今は、こっちの方が心配・・・。。。




「ふ~・・危なかった。」


階段をゆっくりと下りきって


「ドウシタノ、ナゴミ?」

「いえ・・何でもないです。」


まさか、メアリーの重さで階段が崩れるかも


とか

思ってたなんて言えないし・・・




「ほら、和、こっちよ。」


一階の廊下を食堂を通り越し


先を行く加崎の背中



もう、分かった感じ。