「ま、いいじゃないか?」
とか言って
上半身ハダカで
ちょっと今の私には
目の毒
気の毒
そんなこと・・は
取りあえず置いといて
「社長?『いいじゃないか?』って
よくないですからっ!
社長も怒ってください!」
言いながらも
やっぱり目のやり場に困る
さっきまであんなに密着してたんだけど・・・
ああ!
社長のハダカが眩しい!!
なんて思ってる私に
「怒ればいいわけ?」
と
社長がニヤリ。
な・・何?
その“ニヤリ”は?
「社員寮の諸君。」
急に社長が腰に手を当てて
「いいか、僕は今怒ってる。
これから、久利生さんといいことしようとしてたのに君たちのせいでできなくなったからだ。
どうしてくれるんだ?」
ちょっと・・・社長?
「それ、怒ってるっていいませんから!」
だいたい・・『いいことしようとしてた』とか
「私を怒らせる気ですかっ!!」
言いながらも私の顔は真っ赤になってるだろうって分かる。
んもーーー イヤ!

