ホント・・・
加崎のヤツめっ!
変なこと私に吹き込むから・・・
って
密かに加崎のせいにしてる私
だけど
やっぱりいくらなんだって
メアリーを見たら社長と恋愛関係にあるなんて思ったりしないって
ふむ・・・
今なら分かるんだけど
「恋する女は、時に正常な判断ができなるなるってことだな?」
は?
「それだけ、久利生さん、君が僕を好きだってことかな?」
ちょっと・・・
「社長・・・」
そんな普通の顔して言います?
デザートを食べながら
スプーンを口にしたままの私
思わず赤くなり・・・
「それだけ、君がメアリーに嫉妬してしまうぐらい僕のことが好きなら・・・」
『好きなら』なんなの?
そりゃあ、私は社長のこと好きだって言ったけど・・・
そうはっきり言われると・・・
と赤くなってた私
その後の私ーーー
開いた口がふさがらない状態に・・・・

