社長!好きです!

「こんなのメアリーにだってあげないよ。」

社長がそんなこと言ったから



「・・・ません。」


「なんだい?」


「こんなものいりません!」


薬指から抜いて社長に投げつけてやろうと



「・・っ」


必死


抜こうとするけど




「ジャストサイズだったな。」



何故か

また笑う社長?



「ゆ、指切ってでも返します!」


「恐ろしいこと言うなよ。」



くやしくて泣けてきた。



「こんなものいらないってば!」



ギューって引っ張っても

どんどん指が赤くなるだけ



「やめなさい。」


面白がって見てた社長も

しまいには私の手を掴んで



「分かったから。」

そう言って



私の薬指



チュッ!



とキスして・・・――――