土下座のままで能成くんが
「ほんとにすみません。
あの・・・あの合コンの写真・・」
単なる送信ミス・・・だとぉ!?
「こっちは大迷惑してるんですからね!
仮にも副社長の秘書でしょ?
送信ミスだぁ?言い訳になりませんからね!」
「ほんとにすみません!」
半泣き状態の能成くん
に
「いいよ、悪気があってしたんじゃないんだし。ほら、もう立って。」
と
優しいこと言う壁下さん。
「ほんとに壁下さんにも迷惑かけてすみませんでした。」
そう言って立ち上がり
「壁下さんにだけでも許してもらえてよかったです。」
とか
笑顔で言い放つ
能成・・・お前ってやつは!
「べ、別に私も許さないとは言ってないでしょ!」
ああ・・でも・・・許せないしっ!
「あ・・はい、すみません・・・」
ションボリする能成くん
「だいたいねぇ、能成くんは・・・」
つい、ガミガミ言ってしまう私
それを見て壁下さん
「久利生さん・・それじゃあ鬼ばばだよ。」
「だ・・誰が鬼ばばですかっ!」
『許さない訳じゃない』とか言いながら
全然許す感じの口調じゃない私。
だからって
『鬼ばば』だぁ?

