社長!好きです!

「お~い、どう言うことだい?」

社員寮に帰るなり壁下さんが

海パン姿で私の部屋にやって来た。


「何がですか?」


すでにパジャマ姿の私

思わず傍に有ったクッションを抱きしめ盾代わり。


自分の部屋でこんな姿の男と二人きりは、やっぱり落ち着かない。


今日はグリーンの海パンの壁下さん。

腰に手を当てて


「どうやら俺たち付き合うことになったみたいだよ。」



『どうする?』みたいな顔



「あの・・・」

付き合うことになった

・・・ってどうして?



訳の分からない私に

「久利生さんが、俺と付き合うって言ったとかなんとか・・・って本当?」

と聞いて来て



「俺は、別にいいけど、当人と関係ないところで話が進んでるみたいだからさあ」


俺は、別にいいけどって・・・


当人と関係ないとかいってるけど

そもそも壁下さんが余計なこと言っちゃったりするから・・・だよね?



だいたい

「私がいつ壁下さんと付き合うなんて・・・」


おかしい・・・

何か変だ・・・



そのときちょっとだけ

変な感じがした


けど

よく分からず・・・