社長!好きです!

「キライなのかと思った。」



悪びれた様子もない

社長・・・



「な・・

どこにキライなものがメインのBランチをわざわざ頼む人がいるんですかっ!?」



あり得ない・・・

信じらんない・・・



「ま・・まあまあ、久利生さん落ち着いて」


いつの間にか

興奮して

立ち上がってた

私・・・


芽室さんにそう言って座らされ


はぁ~・・・

なにエビフライぐらいでこんなに興奮してるの?


とか

少し反省して


ふと

お皿に視線

落とすと


「・・・・」


これなに?


さっきまでエビフライの載ってたとこに


ちょっとの間に・・・



「なっ・・・

勝手にのせるのやめてください!」


ニンジンとブロッコリー

が山積・・・


社長のAランチのハンバーグの付け合せにのってたニンジンとブロッコリー


「好き嫌いしないで食べてください!」


社長のお皿に返す私に


「久利生さん、それって秘書失格だよ?

どんなときも冷静に対処しなきゃ。」


と隣でボソッと言う芽室さん。



そんなこと言われたって・・・



エビフライ取られても

ニンジンとブロッコリーを押し付けられても



秘書ならガマンしろってゆ~の?


理不尽だわ!