社長!好きです!


「分かりました。

じゃあ、例えばそれが私のだとしましょう。」



「ああ、確かにこれは久利生さん、君のだ」


だから・・例えばって言ってるでしょ?


まだ、私のだって認めてませんから!


「ですから・・・

例えばです。私のだったらどうだって言うんですか?

恋する女子高生みたいに社長の部屋にそんな人形隠して・・・」


そうだよ。


そんなもの密かに社長の部屋に隠して



恋が叶いますように

とか

願っちゃたりしてたら・・・



いい年して


バカじゃん!


恥ずかし過ぎでしょ?



「だからだ。これで君の気持ちがはっきりしたんじゃないか?」


私の気持ち?

そんなの・・そんなの・・・



「あの日の夜に君が言ったことが

これで君の気持ちとしてはっきり分かった。」


あの日・・・私、本当に自分の気持ち言っちゃったの?


じゃあ・・社長はそれをどう思ってるの?



お金目当ての最低な女だって思ってたでしょ?


そんな女に好きだなんて言われて・・・


いや・・・それより

私たちって・・・

しちゃったんだったよね?


そうだった・・・


好きとか言ったとか言わないとか

以前の問題


あの朝の私の状態からして・・・


確かに



「本当に覚えてないんだな。

君はあの夜・・・」



それから社長が語った真実は


泥酔した私の


とんでもない行動だった!