「和ちゃんさあ~」
とうとう飽きたのか・・
机から下りる気配
やっと帰ってくれるのか
と
思いきや・・・
立ち上がったかと思ったら
気が付けば
私の直ぐ横に立ち
「今日もカイロ貼ってんの?」
耳元でヒソヒソとそう言った。
「な・・・」
なんなんですか!
と怒鳴るつもりが
横を向いたら余計に顔が近くなって・・・
こうゆうとき人は何故?
ふう~ん
綺麗な鼻筋~
とか
まつ毛長~い
とか
思っちゃうんだろう?
いや・・・私だけか?
そんな私に副社長は
「何?
そんなに見つめられると・・・
キスしちゃっていいの?」
は?
気が付けば
副社長の唇が私の唇スレスレのとこまで来て・・・
キャ~~~~~!

