社長!好きです!

ひろ~いリビング―――

に入って行くと


子供を抱いたまま加崎が

私が見たこともないような

大きくてふかふかのソファーに腰掛けた。



完全に忘れ去られているのか?

無視されてるのか?



私は突っ立ったままで

二人の様子を観察中―――



「あ、そうだ。」


ずっと子供としゃべってた加崎が

やっと思い出した?



「ごめ~ん、和ってば
居たんだった~。」


はい?


「無理やり人のこと

拉致っといて

『居たんだった~』とは何よ。」


ムスッとした顔で私が言うと



「まあまあ、取り合えず座って。」



今さら私に気を使い?


「ったく・・・なんなの?」


言いながら

ソファーに腰を下ろすと・・・




「この人だあれ?」



加崎の膝の上で

加崎の方を向いて座ってた男の子が

急に私の方を向いて
言った。