社長!好きです!

「そうですね。思いつきませんね。」


自覚してないんだから・・・ショウガナイ



「あっ、和~!」

その声は・・・

社食に響き渡る大声で呼ぶ人



「加崎・・・」


手を振りながらこっちに向かってくる。


来ないで~!


と思ってると



「あら~、壁下くんじゃない。

ここいい?」




向かう方を変更?


やって来るなり

ちゃっかり壁下さんの隣の席に座る加崎。


「お疲れ様です。どうぞどうぞ。」


壁下さんは、別になにも感じてないようで

加崎が椅子をかなりくっつけて座っても

全然平気っぽい。



「なんか最近また、たくましくなった感じするんだけど?」

とか言いながら


加崎が

触る

壁下さんの二の腕・・・



「そうですか?自分じゃそんな気しないんですけどね。」


やっぱり平気っぽい壁下さん。



平気っぽいと思ったら

「あ~、加崎さんのお弁当
美味そうですね~。」

とか

狙ってる?



「そう?食べる?」


加崎のやつも簡単にそう言って


「じゃ、交換ってことで。」



えっ?交渉成立!?


壁下さん・・・やるわね。