「あら~、和ってばまだいた・・・の。」
現れた・・・
加崎勇士・・・
そして
「失礼・・・おじゃまさま~。」
加崎は、副社長の姿を見つけると
こっちが何か言う前に出て行った。
「ちょ・・ちょっと!加崎!」
おじゃまじゃないから戻って来~い!
絶対に誤解されたよ・・・ね?
まっ、そうゆう場面に出くわしたら
私だって気を利かすけど・・・
今はそうゆう場面じゃないですから!
加崎って口軽くない・・・よね?
どうだったっけ?
「誤解されたかなあ?
ごめんね、和ちゃん。」
副社長が言った。
本人は、全然心配してる様子も
悪びれた様子もない
ごめんなんて少しも思ってないでしょ?
頭痛~くなってきた・・・

