「若い人に任せておけばいいって言ったんだけどね。」
ボーッと見てた私に
並木さんのそんな言葉が聞こえて
“若い人”・・・
それってタブーじゃなかったっけ?
「社長って
あれで自分は能成くんと同じぐらい若いと思ってますよ。」
「え?あ、そうなの?
じゃあ、余計なこと言ったかな?」
「そうですよ。
だから、あんなに若ぶって頑張っちゃってるんじゃないんですか?」
「そっかあ、じゃあ・・・」
私の言ったことに
並木さんがちょっと考え
て
「社長~
もう、社長の若さは充分分かりましたから
下りて来て昼食にしませんか?」
え・・・?
思わず並木さんの顔を凝視
それは・・・わざと言ってる?
どうしてそうゆうこと言うんでしょうか?
「ちょ・・・
並木さん、そうゆう言い方したら・・・
うわっ!」
ギリギリ避けると
ドン!
と
私の足元
それは落ちた。

